カンナユリのブログ

ラジオパーソナリティ、番組編集、BGMやジングルの制作もしているカンナユリです。『旅するK-POP』全国コミュニティFM各局から放送中。

つくばワイナリーでパンの香りの赤ワイン

つくば市北条にあるつくばワイナリーに行ってきました。

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つくばワイナリー入口

 

つくば市「つくばワイン・フルーツ酒特区」に認定されたのは2017年。酒税法上ではワイナリーを起業できるのは年間6,000リットル以上(750ミリリットル瓶で8,000本)の生産が必要とのことですが、特区に認定されたことにより2,000リットル以上(750ミリリットル瓶で約2,700本弱)で起業できるようになったとか。

 

つくばワインがあることは知っていましたが、実際に飲んだことがなかったのでどんな味や香りがするのか興味津々。筑波山口行きのバスに揺られること約30分、北条駅入り口で降りてさらに歩くこと10分ほど。

 

ブドウ畑が見えてきました。

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バス停を降りて少し歩くとブドウ畑が見えてきます

しかも、よく見てみるとまだ青いけれど可愛らしいブドウが実っていました。

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つやつやで若い実

後でお店の方に聞いたのですが、これは赤ワインになる「富士の夢」という品種だそうです。富士の夢は、行者の水とメルロー種を交配させたもので、アントシアニンポリフェノールが豊かで濃厚なワイン品種。既にお肉料理に合いそうな気配。

 

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つくばワイナリーのショップ入口

手をアルコール消毒し、ショップの中に入りました。赤白様々なワインやお土産グッズが売られています。「柑橘系の香り」や「後味にハチミツ」など魅力的な味の表現がいっぱい。

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ショップの中には様々なワインが

そして来る途中に見た、富士の夢が使われたワインを発見!これは「つくばプリモルージュ(TSUKUBA PRIMO ROUGE)」という赤ワインで、何とまだ酵母が生きている無濾過のワインだとか!酵母は生きているけれど発酵はもうしていない状態だそうです。ただ微炭酸なので、しっかりと栓がしてあります。

 

早速これを購入し(2,500円)、家で飲むことにしました。

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酵母の生きた無濾過の赤ワイン

 

お店の方もとても丁寧に対応して下さいました。このTSUKUBA PRIMO ROUGEはどちらかというと軽めの赤ワインなので冷やした方が美味しいとか。帰宅後、すぐに冷蔵庫に入れて飲み頃まで待ちました。

 

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パンの香りで香ばしい

栓を開けてみると、なんと焼きたてのパンの香り!!さすが酵母が生きています。パンのような、ではなく、パンの香りそのものでした。そして栓を開けてから20分くらい待つと、さらに開いてきて美味しい赤ワインに。この味の変化もワインの楽しみの一つです。料理はペペロンチーノや鶏肉のソテー、和食なら鰹の刺身に合いそう。

 

梅雨に入ってなかなかカラッと晴れる日は少ないけれど、ブドウ畑を眺めながら家飲み用のワインを見つけてみるのはいかがですか?