仁寺洞にある曹渓寺
華やかな仁寺洞を1本外れると、ひっそりと佇むそのお寺はあります。それが、曹渓寺(チョゲサ、조계사)。
曹渓寺は1395年に創建、何と600年以上の歴史を持つ古いお寺です。周囲はバス通りや高層ビルがあるようなソウルの中心地ですが、一歩門の中に入るととても静か。落ち着いた空気が流れています。
門の内側に入って門を撮影しました。
装飾のグラデーションがきれい。
こちらは大雄殿。韓国一を誇る釈迦牟尼仏を奉安しています。中の撮影はNGだったため写真はありませんが、中では信者の方が集まっていました。
大雄殿は朝鮮時代に建立され、ソウル市有形文化財第127号に指定されている曹渓寺を代表する建物。
大雄殿の前にあるエンジュの木にもカラフルな提灯がかかっていました。
提灯一つ一つには願い事が書かれています。
とても穏やかなお顔。
大雄殿の軒先には魚がいました。600年の歴史を見てきたのでしょうか。
旧暦の4月8日には、お釈迦様の生誕を提灯で彩る韓国仏教最大の祭典、燃灯祝祭が行われます。2018年は5月11日(金)から5月13日(日)までです。
曹渓寺は仁寺洞から近く、しかも入場は無料なので、一度訪れて韓国仏教に触れてみてはいかがでしょうか。