小山ダム一般公開に行ってきました3/3～ダムカレーを食べたい
2/3からの続きです。
堤体の奥まで歩いて行くと、ひっそりとエレベーターがあります。そのエレベーターに乗り、60メートル地下まで潜っていきました。
ここはコンクリートに囲まれた薄暗い場所です。年間を通じて10度に保たれていると言うことで、かなりヒンヤリとします。湿度も高く、壁や天井は結露だらけです。
足元の水路を流れている水は、ダム湖の水ではなく地下水だそうです。この地下水を抜いていかないと浮力でダムが上がってしまうとか。浮力ってそんな重いものでも持ち上げてしまうんですね。
別室に行くと地震計がありました。この地震計で計測した数値を元に、緊急時は対応していくそうです。私は地震計を初めて見ました。
また、同じ部屋には堤体の傾斜が一目でわかる装置がありました。歩いてきた堤体の頂上からワイヤーが釣られていて、下にはおもりがぶら下がっており、このおもりの位置によって堤体の傾斜を測定するそうです。
一つ一つがどれも重要な装置で、意味があって、安全な暮らしを支えているんですね。普段は知り得ないことが沢山あったので、とても勉強になり、楽しかったです。
さて！お待ちかねのダムカレー。
ダムの事務所に隣接する食堂には、食堂の他に地元の野菜を売っているコーナーもあります。ここでダムカレー800円を注文しました。
右下、このお肉の塊、めちゃくちゃ大きい！よく煮込んであって、スプーンでもほぐすことができました。
カレーは結構辛口でした。辛口でしたが、お野菜もたっぷり入っていて、野菜のうま味もコクとしてあり、美味しかったです。これで800円とは安いです。ご馳走様でした。
茨城県には全部で7つのダム施設があるので、今回訪れた小山ダム以外の他のダムにも行ってみたいです。また今回は紅葉の時期には少し早くて、まだ草木が紅く染まりきっていなかったのですが、紅葉の時期にも訪れたいです。
