カンナユリのブログ

ラジオパーソナリティ、番組編集、BGMやジングルの制作もしているカンナユリです。『旅するK-POP』全国コミュニティFM各局から放送中。

仁川の磁気浮上式鉄道に乗って海鮮うどんを食べに行く②



「仁川の磁気浮上式鉄道に乗って海鮮うどんを食べに行く①」の記事はこちら。

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磁気浮上式鉄道の終点、龍遊(ヨンユ)駅は新しくて広くてとても綺麗な駅です。ホームの天井はガラスでできていて、開放感があって明るい。そんな龍遊駅を降りて駅の外に出ると、すぐ目の前には車道があり、さらにその奥には海鮮料理を出すお店が沢山並んでいました。



海鮮うどん(カルグクス)のお店、焼き魚のお店、あんこう鍋のお店、色々魅力的です。その中でも、ひときわお客さんで賑わっていたこちらのお店に入店することにしました。



黄海海鮮カルグクス(황해해물칼국수)。到着した時間は午後1時くらいだったのでまさにお昼時、店内も満席でした。私が到着したときにはちょうど女性二人組が下駄箱のところで待っていましたが、数分ですぐに呼び入れられ、私は次の番になりました。



さらに待っていると、大きいテーブルが先に空いたのか、お店のお母さんが私の後ろに並んでいたおじさん4人組を先に通そうとしました。しかしおじさん達が「先に待ってるんだから先に食べさせてあげて」という感じでお母さんに言ってくれたのですありがとうおじさん達。。。優しいなぁ。

私は奥の座敷に案内してもらい、海鮮うどん一人前を注文しました。しかしこの時はまだ、黄海海鮮カルグクスの大人気メニューである海鮮うどんの量を知らずにいました。



やがておかずが3品出てきました。手前から、白菜キムチ、青唐辛子の醤油漬け、カクテキ。どれもおかずにしては大盛りで、だんだん白いご飯が欲しくなってきます。



そしてさらに待つと、真打ちの海鮮うどん(10,000ウォン)が登場。
お、大きい!!鍋がタライに見えます。そして煮立った状態で運ばれてきたので、湯気が凄くて迫力満点!
ホタテ、ハマグリ、大量のアサリ、干しタラ、長ネギ、エビ、などなどとにかく具だくさんで、出汁も海鮮の味が染みていてとにかく優しい味。これは美味しいです。少し薄味に作ってあるので、おかずで出てきたキムチなどと一緒に食べるとちょうど良い塩加減になります。



そして気になったのは写真中央の雪だるまのような形をした白いお餅。ジョレンイトックといって北朝鮮から伝わるお餅だそうです。なんと言っても可愛くて箸で掴みやすい。元々は繭を模した縁起物だとか。このジョレンイトックがたくさん入っていたので、ありがたくいただきました。

この日は快晴で暑い一日でしたが、その暑い日に熱いうどんを汗をかきながらいただく。とても贅沢な初夏の過ごし方でした。