カンナユリのブログ

ラジオパーソナリティ、番組編集、BGMやジングルの制作もしているカンナユリです。『旅するK-POP』全国コミュニティFM各局から放送中。

日韓交流おまつり2018 in Tokyoに行ってきました!②

①からの続き

kannayuri.hatenablog.com





 ホットクを入手できたら、冷めないうちに次はジュースです。せっかくなのでジュースも韓国らしいものにしようと、ハングルが書かれたグレープフルーツエードに決定。涼しげな透明の容器にピンク色のグレープフルーツエードが入っていて、飲み口は缶蓋になっています。このシリーズは他にも青色のレモネードと無色透明のピーチエードがあり、それぞれ200円でした。



 木陰になっている椅子を見つけて腰を下ろしました。レジャーシートを広げて食事を楽しむ家族連れがとても多く、子供のはしゃぐ声がおまつりをさらに楽しいものにしていきます。早速、先ほど買ったチーズホットクとグレープフルーツエードをいただきます。ホットクはまだできたての熱さで、ティッシュがないと持つことができませんでした。中には溶けきったチーズと、ホットクの少し甘めの生地がよく合っていて、大満足の美味しさ。そして外はカリカリとして中はチーズでもっちり。これはどんな世代にも愛されるおやつです。次はグレープフルーツエード。味はピンクグレープフルーツの炭酸飲料で、炭酸とグレープフルーツの苦味は弱めなので子供も飲めそうな優しい味でした。
 小腹を満たした後は食事以外のブースも回ります。料理のエリアを出ると、すぐに韓服試着コーナーがありました。自分の好みの色を選んで試着し、花を持って写真を撮る、というものですが、こちらも大人気で私が行った時は60分待ちでした。



 そして書道のコーナー。書家の女性が大きな筆で豪快に「평화平和」と韓国語と日本語の両方を書くとその場に集まっていた人たちから拍手が起きました。書き上げた後は、見ていた人たちがそれぞれ平和に対するメッセージを小筆で書いていきました。



 さらにその隣の日韓文化交流基金コーナーではヒーローショーが繰り広げられていました。ヒーローの名前は「高麗戦士トライ」。こちらは城西大学経営学部、石井龍太先生の研究室によるもので、出演者ももちろん全員学生。ストーリーは、高麗人達の失われた故郷への思いと新天地への希望の心から生まれた古代の戦士、トライが現代の危機を察知し、1300年の眠りから甦った、というものです。ショーの周りは子供達が囲んで一生懸命トライの危機に息を呑んでいました。悪役のボスが出てくるとBGMも変わり、さらにトライ達は危機に陥るのですが、最後トライ達が勝って平和が訪れると、会場は拍手喝采。最後に出演者が横一列に並ぶと、握手を求める子供達が駆け寄っていきました。
埼玉県の西武池袋線高麗駅という駅があることは知っていましたが、高句麗から渡来した人々に由来する土地名だったとは知りませんでした。また一つ、日本と韓国の深いつながりを感じました。



 また、書籍コーナーでは韓国語のテキストなども販売されていて、真剣に本を手に取って選んでいる人もいました。



 最後に、クーポン券が500円分残っていたので海苔巻きを買ってお土産にすることにしました。立ち寄ったブースは明洞海苔巻き。こちらは既にできあがった海苔巻きを売っていたのですぐに買うことができました。卵焼き、スパム、人参、ほうれんそう、たくあん、カニかまを白米と韓国海苔で巻いたもので、たくあんの塩気と人参のシャキシャキした食感がアクセントになってとても美味しかったです。



 韓国料理を食べたい人も、韓国語を勉強したい人も、K-POPが好きな人も、そして歴史や文化に触れたい人も、かゆいところに手が届くような、そんな韓国を身近に感じられるおまつりでした。日韓交流おまつり、来年は11年目となりますが、次はどんなかゆいところに孫の手が出てくるのか期待したいです。