7月第4週(#229)旅するK-POP予告
木内酒造クラフトビール造り体験に行ってきました(3/3)
2/3からの続き
次にビールのもととなる液体を隣の釜に移します。蛇口をひねって液体をピッチャーに出しながらひたすら隣の釜に移し、その間、モルトが空気に触れないようにじょうろでお湯をかけながら一定の水位を保ちます。モルトが空気に触れてしまうと酸化してしまうそうです。
そしていよいよ釜に移し終わると、残りの液体は捨てちゃいます。もったいないけど。。。モルトの搾りかすは近隣の農業高校に豚や牛の餌として配るそうなので、搾りかすは別に袋に入れます。
ここからさらにホップや副材料を投入していきます。加熱しながらペレットタイプのホップを投入。ホップには香り付けの他に、防腐効果、泡持ちを良くする効果もあるそうです。
そして香り付けのコリアンダーやオレンジピール、ナツメグもホワイトエールの釜に投入します。
投入後、釜の中身を落ち着かせたら、いよいよ冷却します!
ここはもちろん機械にお任せ。急速に冷却し、別のバケツに移します。ここで体験者の作業は終了!
最後の味見です。最初の味見と比べると、かなり甘さが抜けてすっきりしてきて、味がまとまってきました!!これはこれで美味しい。まさにノンアルコールビールです。
この後の醗酵やボトリングは木内酒造さんが行うと言うことで、後は楽しみに仕上がりを待ちます。ホワイトエールはアルコール5.5%なので来月中旬、ペールエールはアルコール7%なので9月には飲めそうです。ものすごい楽しみ!
普段飲むビールも美味しいけれど、自分の好みに香り付けしたクラフトビールもまた贅沢な飲み物。理科実験するような感覚で童心に返ったビール造り体験、是非一度いかがですか?
〒311-0133 茨城県那珂市鴻巣 1257
TEL:029-270-7955 / FAX:029-295-4580
※常磐道那珂インターより車で5分ほど
木内酒造クラフトビール造り体験に行ってきました(2/3)
1/3からの続き
まず、モルトの計量からスタートしてきます。モルトは麦芽で、麦を発芽させることによって麦に含まれるデンプンやタンパク質を糖に分解するための酵素を生み出すのだとか!ただ麦であるだけではビールにならないんですね。
今回醸造する量は15ℓずつなので、モルトの量もホワイトエールがおよそ7㎏、ペールエールがおよそ8.5㎏とかなりの量。何回かに分けながら計量して袋に入れて、を繰り返しました。
次に計量したモルトを機械で破砕します。途中、機械が目詰まりしないようにかき回しながら破砕していきます。
破砕が終わったら、今度は釜に戻ります。
釜には前もってお湯が入っているので、そのお湯に先ほど破砕したモルトを投入します。
この時点で既に香ばしい香り。オートミールのような、ミロのような(?)美味しそうな香りです。
ここで釜の下に付いている蛇口をひねって釜にそーっと戻す、と言う作業を繰り返します。これで釜の中をゆっくり撹拌していきます。さらに、65度を超えない程度の温度に温めて保ちます。
これでだいぶ液体の中の糖分が高くなったはず。糖分が高くなったかどうかは試飲して確認します。
写真右がホワイトエール、左がペールエールのもとです。試飲してみると、ホワイトエールは酸味も甘味もほんのりある、ペールエールはコクも甘味もほんのりある、という感じ。既に甘くなっています!さっきまでただのモルトとお湯だけだったのに、こんなに甘くなるとは驚きです。
さらに糖化作業を進めていきます。加熱しながらかき混ぜて、また蛇口をひねって釜に戻す、の繰り返し。
糖化作業、第2段階が終了したところでお姉さんがヨウ素液を持ってきました。このヨウ素液を使って、釜の中のモルトとお湯にデンプンが残っていないか調べます。
3つ皿のあるうち、左がデンプンがある場合、右と真ん中がホワイトエールとペールエールにそれぞれヨウ素液を入れたものです。左はデンプンに反応して紫になり、右と真ん中はもう色が変わりません。デンプンは全て糖になったということで糖化作業終了です。ここまで来ると、理科実験のようなワクワク感でいっぱいに笑。
次に作った液体を隣の釜に移していきます。⇒3/3に続く
木内酒造クラフトビール造り体験に行ってきました(1/3)
茨城県那珂市にある木内酒造にてクラフトビール造り体験をしてきました。
今まで焼酎の酒蔵見学に鹿児島まで行ったことはあったけど、ビール造り体験は初めてということでかなり楽しみでした。当日どんな服装で行ったら良いのか、事前に決めておくことはあるのか、持って行くものはあるのか、ビール工房のウェブサイトに書かれている注意事項を読み込んで準備をしました。
ビール造り体験の所要時間はおよそ4時間。手を良く消毒し、髪の毛もしっかりまとめます。
木内酒造は常陸野ネストビールを始め、日本酒の菊盛、そして最近では高濃度アルコールの消毒液も販売して話題を集めています。
まず前もって決めておくことはこれ、ビールを醸造する量。これが最低15ℓ(330㎖瓶約45本)から、ということで、私は濃いめとさっぱりめの2種類各15ℓ(330㎖瓶約90本)を作ることに決定。
含まれるアルコール度数によって仕上がりの日程が変わります。5%ならこの日から約4週間後にできあがり、8%なら7週間後にできあがりです。もちろん、アルコール度数は好み以外にもビールの種類によって高めが合う、低めが合うなど様々あると言うことで、説明を聞きながら味と色、アルコール度数と強めたい香りを選んでいきます。
試飲の結果、ベースとなるビールは、
ホワイトエール(4種類ある一番左):アルコール度数は5.5%。ホップはチヌーク、アマリロ、ストリアンゴールディングス。香料の副材料はオレンジピール、ナツメグ、コリアンダー多め。
ペールエール(4種類ある左から2番目):アルコール度数は7%。ホップはチヌーク、アマリロ、カスケード。香料の副材料はなし。
と決定!
副材料は自分で持参しても良いそうです。例えば、椎茸を入れる人もいて、結構美味しかったのだとか!やっぱり椎茸の出汁がでたのかな?
ホップの種類はあまり普段意識しませんが、香りを試してみると、かなり違うことにビックリ。色々な香りがあります。牧草のような香り、爽やかな香り、逆に香り控えめなどなど。加熱しても変わるのかもしれませんが、この時印象の良かった香りを中心に入れることにしました。
ではまずモルトの計量から始めていきます。⇒2/3に続く
ドラマ『梨泰院クラス』の記事がコリアネットに掲載されました
梨泰院クラスの名台詞について執筆した記事がコリアネットに掲載されました。是非ご覧下さい!
『梨泰院クラス』酒が甘くなる痛快復讐劇
http://japanese.korea.net/NewsFocus/HonoraryReporters/view?articleId=187575&pageIndex=1
第1話で出てくるセロイの台詞「酒が甘い」の意味はなかなか奥が深いです。
7月第3週(#228)旅するK-POP
本日は形容詞
시원하다(シウォナダ)=涼しい、すがすがしい、爽やかだ、(気分が)すっきりしている
を解説しました。
시원하다(シウォナダ)を使った例文は
1、바람이 시원했어요(パラミ シウォンヘヨ)=風が涼しかったです⇒시원했어요は過去形です
ヒョンジュポイントは、
아~시원~하다!(ア~シウォ~ナダ)=あ~すっきり
※涼しくなったとき、ビールを飲んだとき、便秘が解消したとき、別れたかった人と別れたとき、思いっきり言ってみましょう!
番組内でお送りした曲は
SEVENTEEN / Left & Right
ノ・ジフン / 指ハート(손가락하트)
ペク・アヨン / 良い関係になるにはどうしたら良い?(썸 타긴 뭘 타)
IZ*ONE / 幻想童話(환상동화)
K-POPお気に入りの1曲はメールアドレス「kpop★t768.net」(★を@にしてください)までお送り下さい。
ではまた来週、우리 또 만나요!